2015年06月18日

DEVGRUの考察(L119編)

皆様こんにちは


たまには気分転換に、ちょっとだけ考察をしてみます

DEVGRUの考察(L119編)




上記写真の装備話をshigeさんにしたらビックリされていたので、息抜きがてらに考察してみます


2011年9月アフガニスタンの首都カブールにて、イギリスのSASと一緒に撮影されたDEVGRU GOLD隊員の有名な写真ですね

右隣りの隊員はSASの人です

DEVGRUの考察(L119編)

DEVGRUの考察(L119編)

このGOLD隊員が使用する銃に限ってですがMk18 MOD0ではありません









っと思ったらSBS(Special Boat Service)のパッチをORGA様のブログで発見されていました (リンクの許可得ています)

DEVGRUの考察(L119編)

結構気になっていたパッチでした

これだからミリブロはおもしろいです

勉強になりますよね











他にはイギリス軍のSelex製「CW Side PTT」らしき物も使用していますかね?(形状的にTEAのUniversalでは無い筈・・・)

・TEA = Television Equipment Associates

イギリス軍疑惑発生?w

DEVGRUの考察(L119編)

ただやはりAOR1のLBT-6094AだったりOLD GENのアドミンに、グローブはCamelBakのVENT?

ブーツはASOLO「FSN-95」などDEVGRUが使用している装備ばかりで、なによりGOLDチームのパッチが一番の主張ですよね・・・

MARSOCが一緒に行動するアフガニスタン陸軍の特殊部隊「ANAコマンド」のパッチを付けているのと同じみたいに、DEVGRU隊員も一緒に行動するSBSのパッチを譲り受けたんでしょうか?

・・・と妄想してみたりw












もうちょっとだけ装備を考察してみます

コンバットBDUもイギリス軍のMTPでは無く、DEVGRUらしき人はアメリカ軍のOCPを着ていますね

DEVGRUの考察(L119編)

DEVGRUの考察(L119編)

・MTP = Multi-Terrain Pattern (イギリス軍)

・OCP = Operation Enduring Freedom Camouflage Pattern (アメリカ軍)








MICH2001にWilcoxのL2G05 NVGマウントとPVS-15 (NVG = Night-vision goggles)

頭頂部はPVS-15へ紐が伸びてますね?NVGのランヤード??

DEVGRUの考察(L119編)

DEVGRUの考察(L119編)

そしてDEVGRUのMICH2001特有のストラップ

装備からしてイギリス軍が使用する物では無いので、DEVGRUなのは間違いなさそうですが・・・

ただ素人の私ではいくら言た所で空論でしかありません、申し訳ないです・・・・

(;´д`) 謝意













ですので私のブログではDEVGRUと過程して考察します

イギリス軍詳しくないのでw


まずはDEVGRUのMk18 MOD0の使用例など

DEVGRUの考察(L119編)






こちらはDEVGRUと一緒に写ってはいますが、DEVGRU隊員かは不明・・・

DEVGRUの考察(L119編)

DEVGRUの考察(L119編)

DEVGRUにアタッチしているSEAL?

因みに「P-MAG」が2007年からで「E-MAG」は2009年からです











2005年にHk416が開発されてからは、2006年より結構HK416を使用しているのでDEVGRUがMK18を使用する例ってなかなか珍しいですかね?


「DEVGRU REDとHK416」

DEVGRUの考察(L119編)

DEVGRUの考察(L119編)

※写真は2006年です











話を戻し、このGOLD隊員の銃はイギリス軍特殊部隊が使用する、コルトカナダ社製のM4クローンである「L119A1」 (C8 CQB)です

「L119A1」

DEVGRUの考察(L119編)

※AR-15をライセンス生産していたDIMACO社を買収した後、コルト・カナダ社に社名が変更されました











理由としましては、分かり辛い拡大写真で申し訳ありませんが・・・

DEVGRUの考察(L119編)

DEVGRUの考察(L119編)

下のフロントサイトの様に着剣ラグが無いです

(写真のは昔L119を作成した時の物ですw)








一応ラグ付きのL119のフロントサイトもありますが、ごっつい形状でL119と判断可能です

DEVGRUの考察(L119編)









他、装着されているSurefireの「FA556-212」サプレッサーですが、着剣ラグがあるとラグに干渉して装着できません(過去実体験w)

DEVGRUの考察(L119編)

DEVGRUの考察(L119編)

DEVGRUの考察(L119編)

こちらのサプレッサーもFA556-212ですが、デタッチャブル方式が違いますかね?








M4とバレルのインチも違い、L119は15.8インチと10インチ使用になります

DEVGRUの考察(L119編)

DEVGRUの考察(L119編)











もしDEVGRUだとしたら何らかの理由でSASから借りたんですかね?

DEVGRUの考察(L119編)









今日はここまで






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Posted by ロマン at 03:04 │その他(銃器)
この記事へのコメント
いやー自分はただのCQB-Rだとばかりおもっとりました(T_T)

1からやり直しますです、、、
Posted by shige at 2015年06月18日 08:35
shige様

こう言うのは思った話や、情報の交換ですからお気になさらず…

私の考察も間違っている可能性は、十二分に御座いますからw
Posted by ロマンロマン at 2015年06月18日 10:09
レンタルですか。特殊部隊でも現地で入手したAKなんかを使うことはありますが、まさか借りるとは(笑)
SASといえばコルト・カナダC8
オーストラリアSAS(SASR)もM4A5を使ってますが、あれどこの会社が作ったものかご存知ですか?
ご存知でしたら教えてください。
Posted by 海より陸(軍)派 at 2015年06月19日 10:38
海より陸(軍)派様

憶測ですが、軍が管理しているL119を譲渡するとは思えないんで、貸しているだけかな?と思っておりますw



M4A5ですが、間違っていたら申し訳ないのですがコルトM4A1のオーストリア採用版の名称だった筈です

ただSASのL119とも区別するために若干修正しているそうですが刻印位ですかね?(内部構造の変更は判りません・・・申し訳ないです)



M4A3(RASが装備される前のM4)が2012年にマイナーチェンジしたモデルがM4A5らしく、M4A4はCQB-Rのような見た目でWindham weaponryがARにM4A4タイプのレシーバーを使用していましたが、こちらはあくまで供給しているだけですかね?


A3やA4といったモデル分けの仕方がMP5(ドイツですが)に似ていると感じますw
Posted by ロマンロマン at 2015年06月19日 14:27
この記事とは関係ないのですが、M27IARに
M320GLMやM26MASSなどを装備することは可能なのでしょうか?
詳しい方教えてください<(_ _)>
Posted by 名無し at 2015年07月01日 19:09
名無し様

M26MASSは今の所まだM4やM16の規格ですのでM27への装着は出来ません

M320GLMはピカニティーレイルによる装着方法ですので、レイルハンドガードであるM27に装着可能です


ただM27の使用目的が「分隊支援火器」ですので、接近戦用のM26より遠距離から攻撃出来るM320との組み合わせの方がまだ現実味ありますかね?
Posted by ロマンロマン at 2015年07月01日 19:27
↑M320GLMが装備できるなら、海兵隊でのM27IAR採用理由はM4 M16の更新って噂は本当なんですかね?
M249も普通に使ってるし
Posted by 名無し at 2015年07月01日 19:54
名無し様

海兵隊の上層部が直に言った訳でも無いですからあくまでも「噂」と取るしかないですかね


最近の米軍が使用する武器の殆どは20~30年前の武器が多いにも関わらず、M4なんか今だにM4A1(フルオート)へ移行したりと延命の計画がある為、Hk416と変わらないM27採用を議会へ承諾させる為、当時M249の替わりとして採用したってのも頷けますし

理由として述べられた「M249の老朽化」も古い銃ですから替わりにM27を採用したってのも本当だと思います

現に今の戦争は「より遠距離に」「正確な射撃」が求められており、正確に支援射撃の出来るM27はその条件を満たしている武器でもありますしね・・・


M4の代わりにしろ分隊支援火器の新調にしろ、どっちにも都合が良かったんじゃないでしょうかね?


個人的な意見ですがw
Posted by ロマンロマン at 2015年07月01日 20:29
↑ありがとうごさいます。


話が変わりますが
グレネーダーの役割について記事にしてほしいです。
40㎜グレネード予備弾は何発所持してるのか?M32A1はどんな時に使うのか?M32A1を装備してる兵士は他に何を装備してるのか?(M32A1を装備してる兵士はアサルトライフルを所持するのかしないのか?)など疑問がたくさんあります。

このブログは詳しく解説してあるのでとても勉強になります。
応援してます!!
Posted by 名無し at 2015年07月01日 21:34
名無し様

暫くグレネーダーの予定は無いので私が分かる範囲で書き記させていただきます


「40㎜グレネード予備弾につきまして」

・特殊部隊の場合=任務の内容に寄りけりで隊員が考えます

・一般=理想とされる部隊のグレネーダーのミリフォトや装備を観察してみて下さい40MMグレネードポーチ数=携帯量です

40MMバンダリアを使用していた場合は、そのバンダリアに入る分だけ所持していたりいします

M32A1は6発入りますので、もう一回リロード出来る量で+6発位でしょうか?

どんなに多くてもM32本体内に6発 予備12発(2回リロード分)以内だと思います





「M32A1はどんな時に使うのか?」

簡単に言いますと手榴弾と同じです

手榴弾を遠くに飛ばす為に開発されたのがグレネードランチャーです
(私のブログ内にて陸軍や海兵隊にてグレネードランチャーを取り上げてますので、宜しかったらご覧下さい)

細かく言えば、障害物向こうの敵や敵が密集している場面で使用しますが、グレネードランチャーの場合味方を巻き込むので遠距離での使用が基本です





「M32A1を装備してる兵士はアサルトライフルを所持するのかしないのか?」

メインのライフルは必須です

基本はライフルを使用して、場面によってグレネードを使用します

ライフル以外はサブウェポンとお考え下さい
Posted by ロマンロマン at 2015年07月01日 21:57
↑ありがとうごさいます<(_ _)>
Posted by 名無し at 2015年07月01日 22:11
初めまして。毎回楽しみに拝見しております。
ここ10年くらいで特殊部隊の装備といえばプレートキャリアーやヘルメットのようにプロテクションを重視したものばかりになったような気がします。それもカッコ良いのですが、90年代に特殊部隊装備に興味を持ち始めた私としてはプレキャリやボディアーマー非着用でロードベアリングベストかチェストリグ、ヘッドギアは当然ブーニーハットというスタイルが好きです。最近の画像では全然見当たりません。なので年代的には少し前の話ですがローンサバイバーでのsealの装備を見て心底カッコ良いと思いました。現在では中東以外のジャンルのような熱帯地域でもヘルメットやプレートキャリアー着用なのでしょうか?
Posted by プニ at 2015年07月02日 18:20
プニ様

初めまして、コメントありがとう御座います
m(_ _)m


映画「ネイビー・シールズ」(Act of Valor)をご覧になられましたでしょうか?

2011年に撮影され2012年に公開された作品ですが、本物のNavySEALsチーム7のメンバーで撮影されていますのでオススメです

かれらのチームが救出の為向かったジャングル装備を見ると、チェストリグやブーニーハットだけで、ヘルメットやプレキャリは着込んでいませんでした


ヘルメットやプレキャリの例で言いますとプロテックのヘルメットや FAST Base Jumpなどベントホールの空いた軽量なヘルメットや、シンプルにセッティングされたプレキャリなども使用しています



要するに特殊部隊の隊員達は「ジャングルのミッションに必要な装備は何か?」を分析して自由に選んでいるので、強制的な装備の着用はありません

まぁ装備のメーカーは限られていますがw
Posted by ロマンロマン at 2015年07月02日 20:39
ご返信ありがとうございます。
ネイビー シールズ観ました。本物のseal隊員が出演しているとのことでストーリーより装備に目がいってしまいました。確かに救出シーンでは非常に興味深い装備を見れました。スナイパーのライフルは不思議な感じでしたがやはりLBTのチェストリグは万能なのかな、と思いました。個人的にはローグ大尉?の装備が好きです。ナイフをベルトに装着したり、何と言ってもあのチェストリグが良いです。どこにも売ってないと思いますが。
もう一つお尋ねしたいのですが、今はキャメルパックのようなハイドレーションがあるのでキャンティーンは昔のようにベルトに装着したりしないのでしょうか?
Posted by プニ at 2015年07月02日 21:46
プニ様

キャンティーンポーチはベトナム戦時の様にベルトでは無く、現在はモールによりチェストやらプレキャリに付けられています(場所はお好みで)

キャンティーンポーチ内も水筒では無く、水のペットボトルなどそのまま入れていたりします

現在ではBDUのポケットの汎用性も上がり、ズボンポケット内にペットボトルを入れている隊員が居たりなど、昔程水筒は使わなくなっている様に思えますね
Posted by ロマンロマン at 2015年07月02日 22:03
水筒からナルゲンになったと思ったら、今では普通にペットボトルなのですね。
腰周りにベルトを介してゴテゴテと何種類ものポーチを着ける時代ではないのですね。
色々と教えて頂きありがとうございました。
Posted by プニ at 2015年07月02日 22:53
楽しく読ませていただいてます
サバゲリターン云々投稿させていただいた者です
ロマンさんのブログを一通り読ませていただいのですが、装備再現って難しいですね(*_*)
海兵隊ごっこにしようとBDUは揃えたものの、ヘルメット、プレートキャリア、銃器などなどすぐに壁にぶつかり早くもSEALsとかデブグルにスイッチしようかとへたれてます

今後もいろいろ参考にさせていただきます 更新頑張って下さい!
Posted by じんとき at 2015年07月03日 11:36
じんとき様

コメントありがとう御座います
m(_ _)m

難しく考え無い方が良いですよ~

私も最初は「似ている」から始まりました

最初から詳しい人なんて居ませんので、じんとき様のペースで装備を勉強し完成させて下さいませ
(○^ω^○)


PS.
ブログの更新につきましては嫌にならないように、マイペースで更新致しますのでご了承下さい

飽くまで趣味の範囲なんで詳しく書きません・・・(書けませんw)
Posted by ロマンロマン at 2015年07月05日 00:01