サバゲーのロマン

皆様こんにちは




前回に引き続きアメリカ陸軍と海兵隊が使用する、アサルトライフルについて考察したいと思います。



☆アメリカ合衆国軍（ブログの指針説明へ）☆←読んでくれると嬉しいです。


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「M16A4」

M16A2、M16A3の改良型アサルトライフルであり、M16A2・A3のキャリング・ハンドルを脱着可能に改良、アッパーレシーバーにレールを装備しました。

これまでのM16では専用の光学機器マウントが必要でしたが、フラットトップ・レシーバーを装備した事により光学照準器や暗視装置の装着も簡単になり、状況に応じた光学機器を付け替えられるようになりました。



米軍にて長きに渡り採用されてきたM16A2の改良形となったM16A4ですが、これまでコルト・ファイヤー・アームズ社が製造を行っていましたが経営危機になり製造権がアメリカ政府へと移り、現在M16A4はFNH USAにより製造が行われています。

※FNハースタル (FN Herstal) 、ベルギーの銃器メーカーでかつては国営でした。正式社名はファブリック・ナショナル・デルスタル (Fabrique Nationale d’Herstal)

（FNH社が主となっていますがコルト（カナダ）でも製造が行われている為、コルト刻印とFN刻印が混在しているとの事。）



（余談）
コルトではフラットトップ･レシーバーを装備したM16をM16A3と呼称しようとしましたが、軍に採用される際M16A3という制式名は既にM16A2のフルオートモデルに与えられていた為使えなかったそうです。その為軍はコルトの呼称とは関係なく独自に、3バーストモデルにM16A4、フルオートモデルにM16A5という制式名称を与えています。



アメリカ海軍がM16A3を使用しています










なぜM4があるのにM16A4が配備されているかと言うと「射程距離の違い」が大きな理由です



M4の有効射程距離が約360mなのに対しM16A4の有効射程距離は約500mあります。





「じゃあ遠くまで届くM16A4を皆使えば良いじゃないか」と言えるわけでもなく、市街地や集団での戦闘時は交戦距離が100ｍにも満たない事がある為、取り回しの良いM4の方が有利だったりします。



さらに突き詰めると「取り回しが必要なら銃身の短い銃で良いじゃないか」と、やっぱり言えなかったりします。

銃身が短くなれば成るほど銃の反動が大きくなり、精度（命中率）と有効射程距離が短くなります。銃身の短い銃が活躍できるのは室内だけであって、市街地戦など中途半端に交戦距離がある場合はM4などのカービンサイズの方が適しているのです。






アメリカ陸軍でもM16A4は運用されていますが、配備数は海兵隊の方がずっと多いです。





理由としては、海兵隊は大統領命令で様々な戦地へ赴く為、広い戦場や狭い市街地に合わせM4A1とM16A4を使用します。

陸軍などは市街地での戦い（護衛任務）や集団戦闘などが圧倒的に多い為、M4の配備数の方が多いのです。







因みに特殊部隊などで銃身が短いアサルトライフルを使用しているのを見ますが、サプレッサーを使用する際銃身が極端に長くならない用にしている為です。



特殊部隊は尋常ならぬ訓練により、銃の反動や命中率に補正が掛かりますｗ
（写真のHK416は実際M4より反動があります）









「電動ガン選びについて」

M16A4は国外しか製品化していない為、自分で面倒みれる＆チューニング前提の上級者向けです。



Ｇ＆Ｐ　M16A4



マルイコピー品ですが、フルメタルでスチールパーツも使うなどクオリティは高いです。値段も高いですが・・・





D-BOYS M16A4 RIS



値段は安いですが相応の性能、ボルトカバーが無いのがデフォルトだったりメタルパーツが歪んでたり・・・





CLASSIC ARMY M16A4



上記２種に比べ一番安いですが、樹脂製フレームにオリジナル刻印とクオリティも低いです。　（個人的にはレイルハンドガード使用で無いのが最大級の難点）







今日はここまで


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