2014年09月25日
「CCU」の考察
皆様こんにちは
今回は「CCU」迷彩服について考察してみたいと思います。
☆アメリカ合衆国軍(ブログの指針説明へ)☆←読んで下さると嬉しいです。
2004年5月イラクでパトロールを行うアメリカ陸軍第23歩兵連隊の兵士のCCU

今回は「CCU」迷彩服について考察してみたいと思います。
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2004年5月イラクでパトロールを行うアメリカ陸軍第23歩兵連隊の兵士のCCU

森林や砂漠などで限定的に使用をしていたBDUやDCUも21世紀になると古い部類となった為、陸軍は新しいユニフォームの開発を2002年より開始しました。

・BDU = Battle Dress Uniform (1981年)
・DBDU = Desert Battle Dress Uniform (1981年)
・DCU = Desert Camouflage Uniform (1990年)
BDUは考査しておりますので宜しければどうぞ
↓
・「BDUの考察」へ
そして2002年の5月よりプロジェクトが開始され、2003年~2004年の間にテストとして使用されたプロトタイプの制服が「CCU」です。
・CCU = Close Combat Uniform (近接戦闘制服)
・またはCU = Combat Uniform
しかも「CCU」は後にマルチカムをデザインする事となる Crye Precision 社が開発協力していました。

※画像は現在のCrye Precision 社です
「CCU」で改良されたバリエーションは「ウッドランド」と「3C」の2色になります
・3C= 3 Color Desert

主な改良点は、「胸に二つの大きなポケット」・「左右の袖に縫い付けられた2つのポケット」・「 ポケット等のフラップがベルクロ式になる」・「ベルクロ設置によりパッチ式の部隊章使用が可能に」・「左袖のポケットにペン刺しを配置」・「パンツの肘上ジップ内には、クッションインサートを追加(膝パッド)」などになります。
ウッドランド「BDU」

ウッドランド「CCU」

「3C」の基は「6C」からの改良となります
・6C= 6 Color Desert
「6C DBDU」

1981年から1990年始め頃まで使用された砂漠使用のBDUですが、迷彩色の暗い色の部分が太陽熱を吸収してしまう事と砂漠に適さない色合と兵士達より指摘されていました。
※見た目から「チョコチップ」との愛称があります
「3C DCU」

「6C」の指摘から1990年に改良された砂漠用迷彩服で、こちらも見た目から「コーヒーステイン」(コーヒーの染み)と言った愛称があります。
そして「3C DCU」を改良した「3C CCU」

ウッドランドも含め「CCU」はストライカー旅団や特殊部隊がイラクの自由作戦にてテストしました。
そして2005年にUCP(ACU)が登場

・「ACUの考査へ」←詳しくはこちらへどうぞ
2010年には「OCP」(ACU)が配備されました

・「OCPの考察へ」←詳しくはこちらへどうぞ
今日はここまで


・BDU = Battle Dress Uniform (1981年)
・DBDU = Desert Battle Dress Uniform (1981年)
・DCU = Desert Camouflage Uniform (1990年)
BDUは考査しておりますので宜しければどうぞ
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・「BDUの考察」へ
そして2002年の5月よりプロジェクトが開始され、2003年~2004年の間にテストとして使用されたプロトタイプの制服が「CCU」です。
・CCU = Close Combat Uniform (近接戦闘制服)
・またはCU = Combat Uniform
しかも「CCU」は後にマルチカムをデザインする事となる Crye Precision 社が開発協力していました。

※画像は現在のCrye Precision 社です
「CCU」で改良されたバリエーションは「ウッドランド」と「3C」の2色になります
・3C= 3 Color Desert

主な改良点は、「胸に二つの大きなポケット」・「左右の袖に縫い付けられた2つのポケット」・「 ポケット等のフラップがベルクロ式になる」・「ベルクロ設置によりパッチ式の部隊章使用が可能に」・「左袖のポケットにペン刺しを配置」・「パンツの肘上ジップ内には、クッションインサートを追加(膝パッド)」などになります。
ウッドランド「BDU」

ウッドランド「CCU」

「3C」の基は「6C」からの改良となります
・6C= 6 Color Desert
「6C DBDU」

1981年から1990年始め頃まで使用された砂漠使用のBDUですが、迷彩色の暗い色の部分が太陽熱を吸収してしまう事と砂漠に適さない色合と兵士達より指摘されていました。
※見た目から「チョコチップ」との愛称があります
「3C DCU」

「6C」の指摘から1990年に改良された砂漠用迷彩服で、こちらも見た目から「コーヒーステイン」(コーヒーの染み)と言った愛称があります。
そして「3C DCU」を改良した「3C CCU」

ウッドランドも含め「CCU」はストライカー旅団や特殊部隊がイラクの自由作戦にてテストしました。
そして2005年にUCP(ACU)が登場

・「ACUの考査へ」←詳しくはこちらへどうぞ
2010年には「OCP」(ACU)が配備されました

・「OCPの考察へ」←詳しくはこちらへどうぞ
今日はここまで

Posted by ロマン at 00:00
│■アメリカ陸軍(U.S.Army)│装備│■第75レンジャー連隊(75th Ranger Regiment)│装備│■アメリカ陸軍特殊部隊群(グリーンベレー)Green Berets│装備│■アメリカ海兵隊(Marines)│装備
この記事へのコメント
CCUの名称は知りませんでした。
襟部分、肩にベルクロがあるのをCタイプと呼ぶことがあるのはコレのためかなーと思っています。
今や迷彩服と言えばこの型ですもんね。
襟部分、肩にベルクロがあるのをCタイプと呼ぶことがあるのはコレのためかなーと思っています。
今や迷彩服と言えばこの型ですもんね。
Posted by OKyou-MET3
at 2014年09月25日 00:09

OKyou-MET3様
いつもコメントありがとうございます
m(_ _)m
「UCP(ACU)」が正式採用された為、CCUは結局「プロトタイプ」・「テスト」のままで終わったみたいですけどね
いつもコメントありがとうございます
m(_ _)m
「UCP(ACU)」が正式採用された為、CCUは結局「プロトタイプ」・「テスト」のままで終わったみたいですけどね
Posted by ロマン
at 2014年09月25日 11:29

はじめまして、ロマン様と同じくアメリカ軍が大好きでこのブログも楽しく拝見させていただいております。
質問がありましてコメントした所存です。
海兵隊の現用のヘルメットについてなのですが、LWH・ACH・ECHなどがない場合はフリッツヘルメットやMICHタイプにピクセルグリーンなどのカバーをすれば代用は可能でしょうか?
それでは、長文失礼いたしました。これからも更新を楽しみにしていますので、よろしくお願いいたします。
質問がありましてコメントした所存です。
海兵隊の現用のヘルメットについてなのですが、LWH・ACH・ECHなどがない場合はフリッツヘルメットやMICHタイプにピクセルグリーンなどのカバーをすれば代用は可能でしょうか?
それでは、長文失礼いたしました。これからも更新を楽しみにしていますので、よろしくお願いいたします。
Posted by 伝説の・・・ at 2014年09月28日 23:32
「伝説の・・・」様
はじめまして
m(_ _)m
個人的には仰る通りカバーを掛ければ
フリッツヘルメット=LWH
MICH/ACH2000=ECH
でいけると思いますよ(他のブロガー様でも見かけた事あります)
ただフリッツヘルメットに関しましてはストラップが古いので、拘るなら若干の内装カスタムが必要です
因みにドレスコードが厳しくなければ「無い物は作れば(似せれば)OK」だと私も思います
実物=拘り
レプリカ(代用)=妥協や許容
だと思っておりますw
はじめまして
m(_ _)m
個人的には仰る通りカバーを掛ければ
フリッツヘルメット=LWH
MICH/ACH2000=ECH
でいけると思いますよ(他のブロガー様でも見かけた事あります)
ただフリッツヘルメットに関しましてはストラップが古いので、拘るなら若干の内装カスタムが必要です
因みにドレスコードが厳しくなければ「無い物は作れば(似せれば)OK」だと私も思います
実物=拘り
レプリカ(代用)=妥協や許容
だと思っておりますw
Posted by ロマン
at 2014年09月29日 00:28
