2014年09月02日
MARSOC(マリーン・レイダース)使用ボディーアーマーの考察 ②
皆様こんにちは
前回より引き続きMARSOC(マリーン・レイダース)が使用するボディーアーマーについて考察をしてみたいと思います。
※MARSOCがマリーン・レイダースへ改名される事となった為、両名表記しています。
前回「MARSOC(マリーン・レイダース)使用ボディーアーマーの考査 ①」へ
☆アメリカ合衆国軍(ブログの指針説明へ)☆←読んで下さると嬉しいです。
前回より引き続きMARSOC(マリーン・レイダース)が使用するボディーアーマーについて考察をしてみたいと思います。
※MARSOCがマリーン・レイダースへ改名される事となった為、両名表記しています。
前回「MARSOC(マリーン・レイダース)使用ボディーアーマーの考査 ①」へ
☆アメリカ合衆国軍(ブログの指針説明へ)☆←読んで下さると嬉しいです。
2011年頃に有名になったMARSOC特注のCrye Precision社製「ウッドランド」BDU使用から、アーマーもCrye Precision社の物が一気に増えました。
「米軍OCPについての考察へ」←少しCrye Precision社についてご紹介していますので宜しかったらどうぞ
まずは上記写真でも使用されているCrye Precision社製「JPC」
・JPC = Jumpable Plate Carrier
Jumpable Plate Carrierとの名前の通り本来パラシュート降下の際動きを妨げない様に、必要最低限の積載面と防弾性のみ備えた軽量アーマーですが、その軽量差と動きやすさからDAやSRなどの作戦に使用されているようです。
・DA = Direct Action(直接行動や襲撃・待ち伏せ)
・SR = Special Reconnaissance(特殊偵察・戦闘前の事前偵察や諜報作戦の支援)
※逆に積載量が無い為長期ミッションには不向きです。
他には敵を探し出し撃破するS&D(Serch&Destroy)では銃撃戦になる可能性が高い為、防護力が高いアーマーの使用が見られます。
マルチカムだけでなくコヨーテブラウンなどの使用もあるみたいですが、無難にマルチカム選ぶと良いかもです
(余談)
同じくCrye社より「NJPC」と言ったNavy使用の「JPC」があるのですが、MARSOCでの使用は見られません
マガジンポーチ部分がフラップ式なのが特徴です
「JPC」についてはFLYYE製より「SWIFT PLATE CARRIER ベスト」との名称でレプリカがあります。
同じくCrye社より「CPC」
・CPC = CAGE Plate Carrier
「CPC」はマルチカムとコヨーテブラウンの使用がどっちも良く見られますね
(余談)
「CPC」も「JPC」の時に紹介したように「NCPC」と言ったNavy使用の「CPC」がありますが、MARSOCでの使用は見られません
※画像はSEMAPO製のレプリカより
カマーバンドやフロントパネル・バックパネルに細かい違いがあるのですが、購入時は「CPC」か「NCPC」の表記違いに注意して下さい
人気の差なのか「NCPC」のレプリカはあれど、「CPC」のレプリカが全く無いと言うこの現状・・・
Crye社製なので比較的実物が手に入る確立はありますが如何せん値段が・・・
なんとかSOLIDFOXと言うメーカーから「CAG Armor Crye Precision」って表記でレプリカがありましたが入手手段が海外からになりますかね?
FlyyeとMODIからついにレプリカ発売しましたね~
・FLYYE製は1000D と頑丈でダミープレート付属
カラーは「マルチカム」、「コヨーテブラウン」、「AOR1」
・MODI製は500DでFlyyeよりも安く軽量ですが、強度の面では劣ってます
カラーは「マルチカム」、「コヨーテブラウン」のみ
※1000DのDとは「デニール」(denier)
詳しくはこちらへどうぞ→「FLYYE LT-6094A ①」へ
個人的に使用されている姿が良く目に付くCrye社製の「LV-MBAV 」
・LV-MBAV = low-visibility Modular Body Armor Vest
※LVって名称入れている割に「low-visibility」って全然記載してません、意味通り「視界不良・目に見えにくい」って事ですかね?
マルチカムのMBAVもあり、グリーンベレーが使用しているみたいです
2012年頃から使用が確認されていますが、2014年現在もCrye社の公式サイトにラインナップがありません
ですがCrye社のカタログなら記載されている謎使用(カタログ41ページ)、しかもカタログ載っているのに販売していないみたいです(汗)
「2014 Crye社のカタログへ」←一応リンク貼りますが閲覧は自己責任でお願いします。
因みにカーキ色はMARSOCの特注品らしく当時一般販売は無かったそうですが、現在のカタログには一応「KHAKI」(カーキ)との記載がありますね
カマーバンドがすっきりして別物に見えますが、別途にサイドプレートポーチなどを取り付けられる使用です。
ただカマーバンド一体化のラジオポーチが無く、良く見たらカマーバンドの形状も違いますので、最新のロットもしくは一般向け使用はラジオポーチ付きカマーバンドが付属していないのかもですね(販売すらしてないみたいですけど)
※「JPC」のカマーバンドも移植可能です
SHOT SHOWにてCrye社のブースに展示はされていたみたいです
「LV-MBAV 」はアーマーだけですので上からチェストリグを重ねるか、写真(赤丸)のようにファステックスでの接続が可能なマグポーチや上記カタログ内のようにデタッチャブル式のチェストリグを取り付けます。
レプリカでは「x115xTAYLOR」様より完全量産プレートキャリアLV MBAV CLONEとして発売されたみたいですが、残念ながら現在は完売状態みたいですね・・・
今日はここまで
・前回「MARSOC(マリーン・レイダース)使用ボディーアーマーの考察 ①」へ
・次回「MARSOC(マリーン・レイダース)使用ボディーアーマーの考察 ③」へ
「米軍OCPについての考察へ」←少しCrye Precision社についてご紹介していますので宜しかったらどうぞ
まずは上記写真でも使用されているCrye Precision社製「JPC」
・JPC = Jumpable Plate Carrier
Jumpable Plate Carrierとの名前の通り本来パラシュート降下の際動きを妨げない様に、必要最低限の積載面と防弾性のみ備えた軽量アーマーですが、その軽量差と動きやすさからDAやSRなどの作戦に使用されているようです。
・DA = Direct Action(直接行動や襲撃・待ち伏せ)
・SR = Special Reconnaissance(特殊偵察・戦闘前の事前偵察や諜報作戦の支援)
※逆に積載量が無い為長期ミッションには不向きです。
他には敵を探し出し撃破するS&D(Serch&Destroy)では銃撃戦になる可能性が高い為、防護力が高いアーマーの使用が見られます。
マルチカムだけでなくコヨーテブラウンなどの使用もあるみたいですが、無難にマルチカム選ぶと良いかもです
(余談)
同じくCrye社より「NJPC」と言ったNavy使用の「JPC」があるのですが、MARSOCでの使用は見られません
マガジンポーチ部分がフラップ式なのが特徴です
「JPC」についてはFLYYE製より「SWIFT PLATE CARRIER ベスト」との名称でレプリカがあります。
同じくCrye社より「CPC」
・CPC = CAGE Plate Carrier
「CPC」はマルチカムとコヨーテブラウンの使用がどっちも良く見られますね
(余談)
「CPC」も「JPC」の時に紹介したように「NCPC」と言ったNavy使用の「CPC」がありますが、MARSOCでの使用は見られません
※画像はSEMAPO製のレプリカより
カマーバンドやフロントパネル・バックパネルに細かい違いがあるのですが、購入時は「CPC」か「NCPC」の表記違いに注意して下さい
Crye社製なので比較的実物が手に入る確立はありますが如何せん値段が・・・
なんとかSOLIDFOXと言うメーカーから「CAG Armor Crye Precision」って表記でレプリカがありましたが入手手段が海外からになりますかね?
FlyyeとMODIからついにレプリカ発売しましたね~
・FLYYE製は1000D と頑丈でダミープレート付属
カラーは「マルチカム」、「コヨーテブラウン」、「AOR1」
・MODI製は500DでFlyyeよりも安く軽量ですが、強度の面では劣ってます
カラーは「マルチカム」、「コヨーテブラウン」のみ
※1000DのDとは「デニール」(denier)
詳しくはこちらへどうぞ→「FLYYE LT-6094A ①」へ
個人的に使用されている姿が良く目に付くCrye社製の「LV-MBAV 」
・LV-MBAV = low-visibility Modular Body Armor Vest
※LVって名称入れている割に「low-visibility」って全然記載してません、意味通り「視界不良・目に見えにくい」って事ですかね?
マルチカムのMBAVもあり、グリーンベレーが使用しているみたいです
2012年頃から使用が確認されていますが、2014年現在もCrye社の公式サイトにラインナップがありません
ですがCrye社のカタログなら記載されている謎使用(カタログ41ページ)、しかもカタログ載っているのに販売していないみたいです(汗)
「2014 Crye社のカタログへ」←一応リンク貼りますが閲覧は自己責任でお願いします。
因みにカーキ色はMARSOCの特注品らしく当時一般販売は無かったそうですが、現在のカタログには一応「KHAKI」(カーキ)との記載がありますね
カマーバンドがすっきりして別物に見えますが、別途にサイドプレートポーチなどを取り付けられる使用です。
ただカマーバンド一体化のラジオポーチが無く、良く見たらカマーバンドの形状も違いますので、最新のロットもしくは一般向け使用はラジオポーチ付きカマーバンドが付属していないのかもですね(販売すらしてないみたいですけど)
※「JPC」のカマーバンドも移植可能です
SHOT SHOWにてCrye社のブースに展示はされていたみたいです
「LV-MBAV 」はアーマーだけですので上からチェストリグを重ねるか、写真(赤丸)のようにファステックスでの接続が可能なマグポーチや上記カタログ内のようにデタッチャブル式のチェストリグを取り付けます。
レプリカでは「x115xTAYLOR」様より完全量産プレートキャリアLV MBAV CLONEとして発売されたみたいですが、残念ながら現在は完売状態みたいですね・・・
今日はここまで
・前回「MARSOC(マリーン・レイダース)使用ボディーアーマーの考察 ①」へ
・次回「MARSOC(マリーン・レイダース)使用ボディーアーマーの考察 ③」へ
Posted by ロマン at 00:00
│■アメリカ海兵隊特殊作戦部隊(MARSOC)│装備
この記事へのコメント
Cpcプレートキァリアーは最近になってレプリカが出ましたね♪
自分は、マルチカムのcpc を買う予定です
このブログ見てて気に入ったアーマーなので♪
自分は、マルチカムのcpc を買う予定です
このブログ見てて気に入ったアーマーなので♪
Posted by フジマル3等軍曹 at 2015年07月18日 18:34
フジマル3等軍曹様
コメントありがとう御座います
人気のアーマーはレプリカが発売されるから良いですよね~
コメントありがとう御座います
人気のアーマーはレプリカが発売されるから良いですよね~
Posted by ロマン at 2015年07月18日 19:04
Masoc装備で、プレキャリに悩んでいまして、最終的にJPCにしました。
理由は他の特殊部隊装備の統一を図る為です。
理由は他の特殊部隊装備の統一を図る為です。
Posted by フジマル3等軍曹 at 2015年08月21日 20:35
フジマル3等軍曹様
使いまわし出来ると楽ですよねw
使いまわし出来ると楽ですよねw
Posted by ロマン at 2015年08月22日 11:02