2014年06月20日
アメリカ陸・空軍迷彩服についての考察
「UCP」(Universal Camouflage Pattern)万能迷彩パターン
1970年より「人が物体を認識する力」を研究し、コンピューターデザインによって開発されたのが「UCP」デザインです。

「UCP」迷彩からの考え方がおもしろく、今までは「見つからない為の迷彩」だった物が「見つかっても印象に残らない迷彩」に変わりました。
2004年にアメリカ陸軍は「UCP」を正式採用

今まで使用してきたアメリカ陸軍「BDU」に変わり「ACU」として採用されましたが
「ACU」とは(Army Combat Uniform)陸軍戦闘ユニフォームと言う意味です。
何故か日本では「ACU」=迷彩の色と認識されてしまっているのをたまに見受けます。
正しくは「UCP」が迷彩の色を示す名前です
「BDU」のポケットなどはボタンで止める形状でしたが、「ACU」ではベルクロやファスナーを使用しています。

パッチの取り付け位置も決まっており、下記のように貼り付けます。

①アメリカ国旗のパッチ貼り付け場所
(画像では部隊章も貼ってありますが、国旗のみの場合もあります)
②ネームテープ貼り付け位置
③階級章パッチ
④US ARMYタグ貼り付け位置
⑤部隊章パッチ貼り付け位置
両肩の四角く黒い物は「IR」で夜間で敵味方を識別する為に取り付けられています
「IR」=Infrared 赤外線


ポケットについているフラップで隠すことも出来ます

余談程度で申し訳ないですがズボン側
赤丸の位置のポケットは、乗り物に乗っている時に使いやすいよう設置されたポケットです。

続きまして「アメリカ空軍」
アメリカ空軍の迷彩服も「UCP」に色合いが近いですが、デジタル迷彩がベトナム戦争時に使用されていたタイガーストライプのような模様をしています。

空軍の迷彩服形式は「ABU」(Airman Battle Uniform)と呼ばれ、2007年より採用していますが空軍は兵器を使う戦闘が多いので戦闘服ではなく作業服に近い感じです。

「アメリカ空軍」

「アメリカ陸軍」

ベルクロ式ではない為パッチではなく縫いつけ式のワッペンを使用し、場所も「ACU」とは違います。

①アメリカ空軍の階級章
②ネームテープ
③US AIR FORCEタグ
④アメリカ空軍での技能章
⑤階級が少尉(セカンド・ルテナント)以上から襟に階級章が付きます。
「サバゲーでの運用」
大体「BDU」や「ACU」で検索すればレプリカ販売店に辿り付くと思います。
※上記で述べた「UCP」だとあまり検索に引っかからないかもですw

成るべく実物通りの形状を再現したレプリカをお勧めしますが、上手くしたら米軍放出品の実物が買えるかもしれません
レプリカに少しお金を出せば米軍放出品(実物)が買えるようでしたら、実物をお勧めします。
放出品の状態にもよるのですが、実物の方が強度が段違いの為レプリカよりは長く使えます。
放出品にめぐり合えるのは殆ど運次第なので何とも言えませんが・・・
(大体の実物迷彩服は米軍サイズの為、ワンサイズ小さい方が良いとも言われますが、表記されている「インチ」などをインターネットで検索して下調べする事をお勧めします。丁寧なお店だとサイズ表記もしてくれている所があります)
今日はここまで
・次回「米軍OCPについての考察」へ
・前回「BDUについての考察」へ


1970年より「人が物体を認識する力」を研究し、コンピューターデザインによって開発されたのが「UCP」デザインです。

「UCP」迷彩からの考え方がおもしろく、今までは「見つからない為の迷彩」だった物が「見つかっても印象に残らない迷彩」に変わりました。
2004年にアメリカ陸軍は「UCP」を正式採用

今まで使用してきたアメリカ陸軍「BDU」に変わり「ACU」として採用されましたが
「ACU」とは(Army Combat Uniform)陸軍戦闘ユニフォームと言う意味です。
何故か日本では「ACU」=迷彩の色と認識されてしまっているのをたまに見受けます。
正しくは「UCP」が迷彩の色を示す名前です
「BDU」のポケットなどはボタンで止める形状でしたが、「ACU」ではベルクロやファスナーを使用しています。

パッチの取り付け位置も決まっており、下記のように貼り付けます。

①アメリカ国旗のパッチ貼り付け場所
(画像では部隊章も貼ってありますが、国旗のみの場合もあります)
②ネームテープ貼り付け位置
③階級章パッチ
④US ARMYタグ貼り付け位置
⑤部隊章パッチ貼り付け位置
両肩の四角く黒い物は「IR」で夜間で敵味方を識別する為に取り付けられています
「IR」=Infrared 赤外線

ポケットについているフラップで隠すことも出来ます

余談程度で申し訳ないですがズボン側
赤丸の位置のポケットは、乗り物に乗っている時に使いやすいよう設置されたポケットです。

続きまして「アメリカ空軍」
アメリカ空軍の迷彩服も「UCP」に色合いが近いですが、デジタル迷彩がベトナム戦争時に使用されていたタイガーストライプのような模様をしています。

空軍の迷彩服形式は「ABU」(Airman Battle Uniform)と呼ばれ、2007年より採用していますが空軍は兵器を使う戦闘が多いので戦闘服ではなく作業服に近い感じです。

「アメリカ空軍」

「アメリカ陸軍」

ベルクロ式ではない為パッチではなく縫いつけ式のワッペンを使用し、場所も「ACU」とは違います。

①アメリカ空軍の階級章
②ネームテープ
③US AIR FORCEタグ
④アメリカ空軍での技能章
⑤階級が少尉(セカンド・ルテナント)以上から襟に階級章が付きます。
「サバゲーでの運用」
大体「BDU」や「ACU」で検索すればレプリカ販売店に辿り付くと思います。
※上記で述べた「UCP」だとあまり検索に引っかからないかもですw

成るべく実物通りの形状を再現したレプリカをお勧めしますが、上手くしたら米軍放出品の実物が買えるかもしれません
レプリカに少しお金を出せば米軍放出品(実物)が買えるようでしたら、実物をお勧めします。
放出品の状態にもよるのですが、実物の方が強度が段違いの為レプリカよりは長く使えます。
放出品にめぐり合えるのは殆ど運次第なので何とも言えませんが・・・
(大体の実物迷彩服は米軍サイズの為、ワンサイズ小さい方が良いとも言われますが、表記されている「インチ」などをインターネットで検索して下調べする事をお勧めします。丁寧なお店だとサイズ表記もしてくれている所があります)
今日はここまで
・次回「米軍OCPについての考察」へ
・前回「BDUについての考察」へ


この記事へのコメント
いつも拝見させて頂いております。
空軍ネタだったので思わず一言w
ABUは作業着、同感です。
基地守備部隊の着用率が高いですしね。
最近のPJならOCP、CCTはattach先に合わせた多彩なパターンがありますね。
UCPは切り換えに伴い、今後放出が増えると思われます。今が買いですね。
空軍ネタだったので思わず一言w
ABUは作業着、同感です。
基地守備部隊の着用率が高いですしね。
最近のPJならOCP、CCTはattach先に合わせた多彩なパターンがありますね。
UCPは切り換えに伴い、今後放出が増えると思われます。今が買いですね。
Posted by OKyou-MET3
at 2014年06月20日 09:59

OKyou-MET3様
始めまして、コメントありがとうございます。
m(_ _)m
個人的にアメリカ陸軍と言ったらUCPと思っていたので、切り替えは本当に残念です。
PS.ブログ拝見させて戴きました。CCT装備キマッてますね~
小物愛と装備愛が素晴らしいですw
始めまして、コメントありがとうございます。
m(_ _)m
個人的にアメリカ陸軍と言ったらUCPと思っていたので、切り替えは本当に残念です。
PS.ブログ拝見させて戴きました。CCT装備キマッてますね~
小物愛と装備愛が素晴らしいですw
Posted by ロマン
at 2014年06月20日 20:40
