2014年10月06日
「SWCC」使用「M240」の考察
「M240B」
・B =Bravo

生産はFABRIQUE国立マニュファクチャリング社、FNエルスタール(アメリカ)
(おまけデータ)
長さ 47.5インチ(120.65センチメートル)
重さ 27.1ポンド(12.29キロ)
内径 7.62ミリメートル(0.308インチ)
ユニットの交換費用(〜2000年)6600ドル
レンジ(最大) 2.31マイル(3.725キロ)
1991年から陸軍が地上戦用として配備を始めたモデルで反動吸収バッファとヒートシールドを装備しているのが特長的ですが、SWCCでは舟艇に搭載して使用する為アウターバレルによる焼けどのリスクも少なく、銃架(じゅうか)に装着する際邪魔にならないように外されているのが殆どです



ベースの「M240」はアメリカ軍で使用されており、7.62x51mm NATO弾を使用する中量級の汎用機関銃です。

M60E2やM73A1(M219)が古くなった為1977年にアメリカ陸軍が戦車の同軸機銃として「M240」を使用したのが運用の始まりと言われており、1980年代~1990年代にかけて車両や用途別に採用されてきました。
「M60E2」

その後「M240」は陸軍と海兵隊の歩兵部隊に汎用機関銃として採用されます
以前ご紹介した「GAU-17/A」があるにも関わらず「M240B」も運用するのかと言いますと、「目的別の運用」と「信頼性の高さ」が上げられます。
「GAU-17/A」

歩兵~車両など様々な用途に運用されていますが、「M240」の機関部自体は同じです

過去に使用されてきた各種機関銃、特には主力だった「M60」に比べますとメンテナンス性や部品の交換に融通が利くことも利点とされており、M240はM60より複雑なガス反動システムを持つものの、少ないメンテナンス間隔で高い信頼性が確保出来ているそうです。
信頼性には「精度」も含まれており、最大射程が約1000mの「GAU-17/A」に対し「M240」の射程は約3500mもあります。


「GAU-17/A」の弾が届かない遠距離のターゲットに対して、銃架による銃の安定も手伝い正確に射撃する事が可能です。
「M240-N」

連装、また二連装銃架にて「M240B」2丁が固定機銃として運用されています
二連装となった事で極端な精密射撃は無理なものの、二連装から成る範囲により命中率と威力が向上
給弾方法がベルト給電機関銃方式となっており、取り外しての運用が出来なくなったものの弾数向上により制圧力が上がっています。

「M240B」単体の場合は弾薬BOXからの給弾になります

「サバゲーでの運用」
HBX製 M240 STD

本当なら「M240B」の方が良いかもしれませんが、ヒートシールドを使用していない例が多いので個人的にはスタンダードな「M240」でも良い気がします
FN M240 Bravo

他にも「ECHO-1」社製があるみたいです
他の中華電動ガンにも言える事なのですが、アフターパーツ皆無なのが最大のネックですかね?
壊れたら修理がとても大変そうです・・・
・「米軍M240についての考察」へ←歩兵での「M240」運用はこちらでご紹介しておりますので、宜しければどうぞ
今日はここまで

・B =Bravo

生産はFABRIQUE国立マニュファクチャリング社、FNエルスタール(アメリカ)
(おまけデータ)
長さ 47.5インチ(120.65センチメートル)
重さ 27.1ポンド(12.29キロ)
内径 7.62ミリメートル(0.308インチ)
ユニットの交換費用(〜2000年)6600ドル
レンジ(最大) 2.31マイル(3.725キロ)
1991年から陸軍が地上戦用として配備を始めたモデルで反動吸収バッファとヒートシールドを装備しているのが特長的ですが、SWCCでは舟艇に搭載して使用する為アウターバレルによる焼けどのリスクも少なく、銃架(じゅうか)に装着する際邪魔にならないように外されているのが殆どです



ベースの「M240」はアメリカ軍で使用されており、7.62x51mm NATO弾を使用する中量級の汎用機関銃です。

M60E2やM73A1(M219)が古くなった為1977年にアメリカ陸軍が戦車の同軸機銃として「M240」を使用したのが運用の始まりと言われており、1980年代~1990年代にかけて車両や用途別に採用されてきました。
「M60E2」

その後「M240」は陸軍と海兵隊の歩兵部隊に汎用機関銃として採用されます
以前ご紹介した「GAU-17/A」があるにも関わらず「M240B」も運用するのかと言いますと、「目的別の運用」と「信頼性の高さ」が上げられます。
「GAU-17/A」

歩兵~車両など様々な用途に運用されていますが、「M240」の機関部自体は同じです

過去に使用されてきた各種機関銃、特には主力だった「M60」に比べますとメンテナンス性や部品の交換に融通が利くことも利点とされており、M240はM60より複雑なガス反動システムを持つものの、少ないメンテナンス間隔で高い信頼性が確保出来ているそうです。
信頼性には「精度」も含まれており、最大射程が約1000mの「GAU-17/A」に対し「M240」の射程は約3500mもあります。


「GAU-17/A」の弾が届かない遠距離のターゲットに対して、銃架による銃の安定も手伝い正確に射撃する事が可能です。
「M240-N」

連装、また二連装銃架にて「M240B」2丁が固定機銃として運用されています
二連装となった事で極端な精密射撃は無理なものの、二連装から成る範囲により命中率と威力が向上
給弾方法がベルト給電機関銃方式となっており、取り外しての運用が出来なくなったものの弾数向上により制圧力が上がっています。

「M240B」単体の場合は弾薬BOXからの給弾になります

「サバゲーでの運用」
HBX製 M240 STD
本当なら「M240B」の方が良いかもしれませんが、ヒートシールドを使用していない例が多いので個人的にはスタンダードな「M240」でも良い気がします
FN M240 Bravo
他にも「ECHO-1」社製があるみたいです
他の中華電動ガンにも言える事なのですが、アフターパーツ皆無なのが最大のネックですかね?
壊れたら修理がとても大変そうです・・・
・「米軍M240についての考察」へ←歩兵での「M240」運用はこちらでご紹介しておりますので、宜しければどうぞ
今日はここまで

Posted by ロマン at 21:15
│■海軍特殊舟艇チーム 「SWCC」│銃器
この記事へのコメント
友人が持っていますが、デカイですよねー。
手持ち射撃をするもんじゃないですね。
しかしM240B射撃手からの支援を受けながら交互後退をしたときはさながら『ティアーズ・オブ・ザ・サン』のワンシーンでしたね。(あれはM60ですが…)
手持ち射撃をするもんじゃないですね。
しかしM240B射撃手からの支援を受けながら交互後退をしたときはさながら『ティアーズ・オブ・ザ・サン』のワンシーンでしたね。(あれはM60ですが…)
Posted by OKyou-MET3
at 2014年10月06日 22:23

OKyou-MET3様
コメントありがとう御座います
私もガンナー時代に憧れた銃でした
値段とアフターパーツの少なさから諦めましたけどねw
「ティアーズ・オブ・ザ・サン」の戦闘シーンは私も好きです
特に国境前の攻防は必見ですよね
コメントありがとう御座います
私もガンナー時代に憧れた銃でした
値段とアフターパーツの少なさから諦めましたけどねw
「ティアーズ・オブ・ザ・サン」の戦闘シーンは私も好きです
特に国境前の攻防は必見ですよね
Posted by ロマン
at 2014年10月06日 22:28
