2014年07月01日
米軍コンバットシャツについての考察
皆様こんにちは
今回は米軍コンバットシャツについて考察してみたいと思います。
前回分岐有り
・(陸軍)「米軍OCPについての考察」へ
・(海兵隊)「海兵隊MARPATについての考察」へ
☆アメリカ合衆国軍(ブログの指針説明へ)☆←読んで下さると嬉しいです。

今回は米軍コンバットシャツについて考察してみたいと思います。
前回分岐有り
・(陸軍)「米軍OCPについての考察」へ
・(海兵隊)「海兵隊MARPATについての考察」へ
☆アメリカ合衆国軍(ブログの指針説明へ)☆←読んで下さると嬉しいです。

アメリカ陸軍は2010年にアフガニスタンでのテストに基づきUCPに替わるOCPを採用しました。
・「UCPの考察」へ
・「OCPの考察」へ
陸軍はそのOCP採用に伴いシャツとパンツの形状も新調しています

上のシャツが「ACS」(Army Combat Shirt)
ACS専用に新規デザインされたシャツで通気性の生地を使用することにより、服の軽量化と暑い気候における吸湿発散性や快適性を高めることを目的としています。


胸の「ARMY STRONG」のロゴは初期モデルだけで、現在のロットでは無くなっています。
下のパンツが「ACP」(Army Combat Pants)
特徴的なのは膝パットをパンツに組み込んでいる事です。
膝パットを組み込んだ事により兵士達を悩ませ続けたパットのズレや膝に掛かるストレスが大幅に軽減されました。
膝周りや腰にも伸縮素材を採用し、動きを妨げにくい構造をしています。


「服装規定」

右肩上から「国旗」「階級章」「ネームテープ」
左肩は部隊章
ACSは海兵隊の難燃性素材使用「FROG」と共同開発された物です。
「USMC MARPAT FROG」
・FROG = Flame Resistant Organizational Gear


共同開発と言う事で陸軍と海兵隊のパンツやシャツには難燃性素材が使用されています。
※OCPにも使用されています
もともと軍隊内で難燃性の制服を使用していたのは、燃料関連の火災が発生する可能性が高いパイロットや燃料ハンドラ、戦闘車両の搭乗員などでした。

燃料ハンドラ=燃料を扱う人
なぜ難燃性の素材を使用し始めたかと言いますと、アフガニスタンやイラクにて「IED」(即席爆発装置)の使用が大幅に増加した為です。
・IED = Improvised Explosive Device

(画像は映画ハート・ロッカーより)
IED増加に伴い難燃性のユニフォームを必要としている軍隊の数が大幅に増加した為、2007年に陸軍は急遽16万着の難燃性ユニフォームを出荷しましたが、難燃性(ノーメックス)ユニフォームはコットンやナイロンを使用するACUよりも動きをかなり制限されてしまい、兵士が着用するにしても熱い事この上なかったそうです。
「ノーメックス・ユニフォーム」

その為陸軍装備関係者はACUに軽量化や通気性を向上させ完成したのが、ACSやACPになります。
「サバゲーでの運用」
レプリカでしたら「コンバットシャツ」で検索すればごろごろ出てくると思います。

人気なだけあって「マルチカム」が多いですかね?
「UCP」の場合は「ACU」で検索したほうが日本の商品が検索出来たりしますw
実物が欲しい方は「放出品」や上記で述べてきました「ACS」「ACP」「FROG」と言った単語を織り交ぜてみて下さい。
コンバットシャツの最大の難点はボディーラインがハッキリでる所です・・・

自身の体系にコンプレックスをお持ちの方は正直お勧め致しません。
「ACU」や「MCUU」の方をお勧めしますが、強制でも無く自由ですので参考までにどうぞ
今日はここまで
・次回「米軍正式採用ヘルメットについての考察」へ
前回分岐有り
・(陸軍)「米軍OCPについての考察」へ
・(海兵隊)「海兵隊MARPATについての考察」へ


・「UCPの考察」へ
・「OCPの考察」へ
陸軍はそのOCP採用に伴いシャツとパンツの形状も新調しています

上のシャツが「ACS」(Army Combat Shirt)
ACS専用に新規デザインされたシャツで通気性の生地を使用することにより、服の軽量化と暑い気候における吸湿発散性や快適性を高めることを目的としています。

胸の「ARMY STRONG」のロゴは初期モデルだけで、現在のロットでは無くなっています。
下のパンツが「ACP」(Army Combat Pants)
特徴的なのは膝パットをパンツに組み込んでいる事です。
膝パットを組み込んだ事により兵士達を悩ませ続けたパットのズレや膝に掛かるストレスが大幅に軽減されました。
膝周りや腰にも伸縮素材を採用し、動きを妨げにくい構造をしています。


「服装規定」

右肩上から「国旗」「階級章」「ネームテープ」
左肩は部隊章
ACSは海兵隊の難燃性素材使用「FROG」と共同開発された物です。
「USMC MARPAT FROG」
・FROG = Flame Resistant Organizational Gear


共同開発と言う事で陸軍と海兵隊のパンツやシャツには難燃性素材が使用されています。
※OCPにも使用されています
もともと軍隊内で難燃性の制服を使用していたのは、燃料関連の火災が発生する可能性が高いパイロットや燃料ハンドラ、戦闘車両の搭乗員などでした。

燃料ハンドラ=燃料を扱う人
なぜ難燃性の素材を使用し始めたかと言いますと、アフガニスタンやイラクにて「IED」(即席爆発装置)の使用が大幅に増加した為です。
・IED = Improvised Explosive Device

(画像は映画ハート・ロッカーより)
IED増加に伴い難燃性のユニフォームを必要としている軍隊の数が大幅に増加した為、2007年に陸軍は急遽16万着の難燃性ユニフォームを出荷しましたが、難燃性(ノーメックス)ユニフォームはコットンやナイロンを使用するACUよりも動きをかなり制限されてしまい、兵士が着用するにしても熱い事この上なかったそうです。
「ノーメックス・ユニフォーム」

その為陸軍装備関係者はACUに軽量化や通気性を向上させ完成したのが、ACSやACPになります。
「サバゲーでの運用」
レプリカでしたら「コンバットシャツ」で検索すればごろごろ出てくると思います。

人気なだけあって「マルチカム」が多いですかね?
「UCP」の場合は「ACU」で検索したほうが日本の商品が検索出来たりしますw
実物が欲しい方は「放出品」や上記で述べてきました「ACS」「ACP」「FROG」と言った単語を織り交ぜてみて下さい。
コンバットシャツの最大の難点はボディーラインがハッキリでる所です・・・

自身の体系にコンプレックスをお持ちの方は正直お勧め致しません。
「ACU」や「MCUU」の方をお勧めしますが、強制でも無く自由ですので参考までにどうぞ
今日はここまで
・次回「米軍正式採用ヘルメットについての考察」へ
前回分岐有り
・(陸軍)「米軍OCPについての考察」へ
・(海兵隊)「海兵隊MARPATについての考察」へ


この記事へのコメント
初めましてラヴィットヒカルと申します。
確かにビックリするほどコンシャツは目立ちますね。
初めてコンシャツとコンパンのセットを購入して着た時は画像1枚目の真ん中の隊員みたいになって次着ようか迷いましたが結局、楽なので今でも着てます(汗)
確かにビックリするほどコンシャツは目立ちますね。
初めてコンシャツとコンパンのセットを購入して着た時は画像1枚目の真ん中の隊員みたいになって次着ようか迷いましたが結局、楽なので今でも着てます(汗)
Posted by ラヴィットヒカル
at 2014年07月01日 00:51

ラヴィットヒカル様
はじめまして、コメントありがとう御座います。
m(_ _)m
仰る通りかなり楽(快適)ですね、アーマーを着込む人など必須だと思う位ですw
冬などは上からソフトシェル着込めばOKですしね
ただ最近中年腹が・・・
はじめまして、コメントありがとう御座います。
m(_ _)m
仰る通りかなり楽(快適)ですね、アーマーを着込む人など必須だと思う位ですw
冬などは上からソフトシェル着込めばOKですしね
ただ最近中年腹が・・・
Posted by ロマン
at 2014年07月01日 01:01

お腹でますよねぇーw
でもサバゲ女子が着てるとすげぇ嬉しいです!w
でもサバゲ女子が着てるとすげぇ嬉しいです!w
Posted by OKyou-MET3
at 2014年07月01日 06:06

OKyou-MET3様
コメントありがとう御座います。
m(_ _)m
いやはやすっかり運動不足でして、腹筋しないと・・・
「女子が着ていると嬉しい」→わかっていらっしゃるw
( ̄ー ̄)ニヤリッ
コメントありがとう御座います。
m(_ _)m
いやはやすっかり運動不足でして、腹筋しないと・・・
「女子が着ていると嬉しい」→わかっていらっしゃるw
( ̄ー ̄)ニヤリッ
Posted by ロマン
at 2014年07月01日 14:32
