2014年09月29日
「SWCC」 BDUの考察
1981年に開発された後、改良を加えられながらも根強い人気を誇るウッドランド「BDU」
パッチを貼るためのベルクロなどが一切無いのが特徴です
・「BDUの考察」へ←宜しければどうぞ
その後BDUは改良され、下記のパターン使用もあるでしょうが通気性の違いなので割愛
・HWBDU = Hot Weather Battle Dress Uniform (熱帯気候バージョン)
・EHWBDU = Enhanced Hot Weather Battle Dress Uniform (1996年に強度が増した熱帯気候バージョン)
(余談)
ジャングルでの使用と言ったら「ウッドランド」と印象が強い迷彩の為か、稀にベトナム戦争=ウッドランド迷彩とイメージしそうですが
ベトナム戦争では「ウッドランド」ではなく「ERDL Pattern」(グリーンリーフ)が使用されていました。
ベトナム戦争は1960年~1975年まで、ウッドランドは1981年からです
・ERDL = ngineer Research and Development Laboratory (陸軍技術者調査開発研究所)
2003年以降からは「CCU」に影響されたのか、SWCC独特にベルクロやポケットが追加されたBDUの使用が見られます
・「CCUの考査へ」←宜しければどうぞ
ポケットとベルクロの配置が「CCU」とは違いますね,SEALsが使用していたカスタムBDUに近い感じがします。
こちらはポケットを移植(増設)し、ベルクロを追加した「カスタムBDU」の使用だと思います。(赤丸)
黄丸の隊員は上記で紹介したタイプのBDUなので、旧型BDUもカスタムされて使用され続けているみたいです
同時期に「3C・CCU」のテストを開始した為か「3C・DCU」の使用も見られました
(流石にジャングル内の為、極少数みたいですが・・・)
上記に紹介したウッドランドと同じベルクロ・ポケットの配置ですね
2010年のOCP採用に伴い、シャツとパンツの形状が変更されデザインされた「コンバットシャツ/パンツ」ですが、SWCCでの使用は2014年現在でも少数に思えます。
ジャングルなどで活動する事が多い為、木々に引っかかっても破れ難く強度がある「BDU」の様なジャケットタイプを好んでいるんですかね?
TRU-SPEC製と思われる「コンバットシャツ」 (オリーブ ドラブ)
※2012年の写真です
最近では胸元がジッパー使用の物が発売されています
2012年6月よりアメリカ海軍の陸上戦闘部隊に支給が開始された「AOR2」( NWU TYPE III )の使用も見られます
※「AOR2」自体は2009年~2010年頃からです
・AOR = Area Of Responsibility (軍事担当地域)
・NWU = NAVY WORKING UNIFORM
こちらの写真はフランス軍との合同訓練中です
コンバットシャツの使用なのでNAVYカスタムの方ですかね?
色合い的にはCrye Precision社のNAVY CUSTOM(AOR2)に近いと思います
ウッドランドの使用があるものの、現用ですと「AOR2」が増えてきています
「SBT-22」
レプリカですとSEMAPO社よりAllwinの方がシャツの部分の色が似ていますね
2012年頃カリフォルニア州のコロナド島にて航行訓練を受けている時のSWCCですが「AOR2」のアーマーにウッドランド「BDU」を着るなど結構自由な様子が見られます
個人的には海軍でウッドランドが着用できる希少な部隊で、使用数も多く無難な「ウッドランド」をオススメ致しますけどね
※写真は2013年のSWCCです
今日はここまで
パッチを貼るためのベルクロなどが一切無いのが特徴です
・「BDUの考察」へ←宜しければどうぞ
その後BDUは改良され、下記のパターン使用もあるでしょうが通気性の違いなので割愛
・HWBDU = Hot Weather Battle Dress Uniform (熱帯気候バージョン)
・EHWBDU = Enhanced Hot Weather Battle Dress Uniform (1996年に強度が増した熱帯気候バージョン)
(余談)
ジャングルでの使用と言ったら「ウッドランド」と印象が強い迷彩の為か、稀にベトナム戦争=ウッドランド迷彩とイメージしそうですが
ベトナム戦争では「ウッドランド」ではなく「ERDL Pattern」(グリーンリーフ)が使用されていました。
ベトナム戦争は1960年~1975年まで、ウッドランドは1981年からです
・ERDL = ngineer Research and Development Laboratory (陸軍技術者調査開発研究所)
2003年以降からは「CCU」に影響されたのか、SWCC独特にベルクロやポケットが追加されたBDUの使用が見られます
・「CCUの考査へ」←宜しければどうぞ
ポケットとベルクロの配置が「CCU」とは違いますね,SEALsが使用していたカスタムBDUに近い感じがします。
こちらはポケットを移植(増設)し、ベルクロを追加した「カスタムBDU」の使用だと思います。(赤丸)
黄丸の隊員は上記で紹介したタイプのBDUなので、旧型BDUもカスタムされて使用され続けているみたいです
同時期に「3C・CCU」のテストを開始した為か「3C・DCU」の使用も見られました
(流石にジャングル内の為、極少数みたいですが・・・)
上記に紹介したウッドランドと同じベルクロ・ポケットの配置ですね
2010年のOCP採用に伴い、シャツとパンツの形状が変更されデザインされた「コンバットシャツ/パンツ」ですが、SWCCでの使用は2014年現在でも少数に思えます。
ジャングルなどで活動する事が多い為、木々に引っかかっても破れ難く強度がある「BDU」の様なジャケットタイプを好んでいるんですかね?
TRU-SPEC製と思われる「コンバットシャツ」 (オリーブ ドラブ)
※2012年の写真です
最近では胸元がジッパー使用の物が発売されています
2012年6月よりアメリカ海軍の陸上戦闘部隊に支給が開始された「AOR2」( NWU TYPE III )の使用も見られます
※「AOR2」自体は2009年~2010年頃からです
・AOR = Area Of Responsibility (軍事担当地域)
・NWU = NAVY WORKING UNIFORM
こちらの写真はフランス軍との合同訓練中です
コンバットシャツの使用なのでNAVYカスタムの方ですかね?
色合い的にはCrye Precision社のNAVY CUSTOM(AOR2)に近いと思います
ウッドランドの使用があるものの、現用ですと「AOR2」が増えてきています
「SBT-22」
レプリカですとSEMAPO社よりAllwinの方がシャツの部分の色が似ていますね
2012年頃カリフォルニア州のコロナド島にて航行訓練を受けている時のSWCCですが「AOR2」のアーマーにウッドランド「BDU」を着るなど結構自由な様子が見られます
個人的には海軍でウッドランドが着用できる希少な部隊で、使用数も多く無難な「ウッドランド」をオススメ致しますけどね
※写真は2013年のSWCCです
今日はここまで
Posted by ロマン at 01:28
│■海軍特殊舟艇チーム 「SWCC」│装備